「第9号輸送艦」

略歴

昭和19年9月竣工．フィリピンや小笠原諸島の輸送作戦に従事．無事終戦を迎え復員輸送を行った．22年米国に引き渡しの後，太平洋漁業に貸し出されて捕鯨母船として使われた．23年6月解体．

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凡例; ①文献名，②記事名，③著者名，④記事内容，⑤補足事項．

乗組員や便乗者の回想．ただし上述の文献は除く．
凡例; ①文献名，②記事名，③著者名（所属），④記事内容，⑤補足事項．

設計・建造・修繕関係者

艤装員・乗組員

①『一旒会の仲間たち』(1990)p64
②思い出の記
③青戸新平（元第9号輸送艦乗組）
④20年1月-．

①労苦体験手記軍人軍属短期在職者が語り継ぐ労苦（兵士編）第２巻
②第１部労苦体験記：「海軍」：一等輸送艦九号の奮闘
③宮下政司（元「第9号輸送艦」乗組）
④19年8月頃-20年6月．

①『水産講習所海の防人』(2002)p162
②私の戦記
③佐々木幸康（元「第9号輸送艦」航海長）
④19年11月-20年1月．多号作戦．

①『水産講習所海の防人』(2002)p193
②私の戦記
③厚海栄太郎（元「第9号輸送艦」航海長）
④20年6月-11月．海龍等の輸送，復員輸送．

①『水産講習所海の防人』(2002)p230
②私の戦記
③飯田博通（元「第9号輸送艦」艤装員/航海士兼通信士）
④19年8月-12月．11月のマニラ湾空襲で負傷，内地に帰還．

司令部・隊付

便乗者・救助者など

①『十三年桜海軍十三年兵の手記』海軍十三年会(1985)p862
②生きて来た道
③山本博一（元「鬼怒」乗組）
④19年10月「鬼怒」沈没後「第9号輸送艦」に救助された．

①『指頭有声 : 海通校四十九期生の手記 1』海通校49期生会(1983)p206
②今生きて
③山本博一（元「鬼怒」乗組）
④19年10月「鬼怒」沈没後「第9号輸送艦」に救助された．

その他

凡例; ①文献名，②記事名，③提供者・解説者名（所属），④記事内容，⑤補足事項．

公文書や解説本．
凡例; ①文献名，②記事名，③著者名（肩書），④記事内容，⑤補足事項．

①「丸」678巻2002年10月号p210
②ネイビーブルーの残影
③片岡紀明（作家）
④斎藤義衛(海機53)氏についての記事だが、聞き書きとして横山嘉司(海機55)氏が戦後第9号輸送艦で捕鯨に従事する話が詳しく書かれている。クジラは後部のスロープから引き上げられた。